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世間様はまだ4連休の真っ最中。
でも生憎の雨、残念です
練馬区平和台に建つ『FPの家 H邸』
本当は、コンクリートを打設する予定だったんですよね。
でも、この雨で泣く泣く変更になりました。
だって、朝6時の時点で土砂降りです。
雨の中、コンクリートを打設しても良いことありません。
それなのに8時になったら、雨が止んでいました。
おまけに空も明るくなっています。
えっ、マジかよ・・・
今更、打設再開って訳にもいきません。
でも、すぐに雨が降って来ました。
良かったのか、悪かったのか・・・。
という訳で、今日は休業日とさせていただきます。
早く梅雨明けしてくれないと、本当に困ります。
でも現場近くの新築現場では、構わず作業を続けています。
雨の中コンクリートを打設し、枠を外し、土台を敷いていました。
カッパを来た職人さんが、祝日も関係なく作業を進めています。
ある意味、凄いと思います。
弊社では、とても出来ません・・・。
ブロンズウィーク中の現場の進捗を挙げておきます。
火曜日の時点で、鉄筋組は完了していました。
今回も、ベタ基礎を採用しています。
地盤調査の結果、地盤改良の必要はありませんでした。
よって、改良は行っていません。
耐圧盤の鉄筋は上下とも、D13@200mmとなっています。
でも、ビルトイン自転車置き場のスラブだけはシングル配筋です。
こちらもD13@200mm。
下端筋のみをそのまま延ばして、50mmの段差をとっています。
外周部立ち上がり筋です。
主筋はD16を使っています。
フック付D10を@200mmで配置。
定着長さやコーナー補強も、しっかりと確保しています。
開口部補強も、弊社標準仕様です。
弊社では、2・3階建てを問わず許容応力度計算にて構造の安全性を確認しています。
必要であれば、地中梁配筋も行います。
他社の現場を見ていると、スッキリし過ぎている配筋を良く見掛けます。
本当に大丈夫なのかな?
他人事ながら、心配になるんですよね・・・。
スラブのアチコチに見える緑色の〇は、水抜き穴です。
施工中に貯まった雨水を排出する為に設けています。
中にはステンレス製の網が入っていて、シロアリの侵入を防ぐ構造になっています。
蓋がついているので、床を施工したら塞いでしまいます。
あくまでも施工中の水を抜くのが目的ですが、床下浸水の際にも利用する事が出来ます。
内部立ち上がり筋は、こんな感じ。
雨が続いている為、鉄筋を曲げた箇所には錆びが出始めています。
黒皮が剥がれると、どうしても錆び易くなるんですよね・・・。
黒皮はミルスケールともいい、鋼板を熱間加工で作る場合には表面にこれらが出てきます。
この正体は、黒錆であり、赤錆とは違って鋼材の表面を腐食から守る働きも持ちますが、鋼材の黒皮には微細なピンホールのような小さな穴があるため、条件によってはその部分に錆が集中して局部腐食がより早く起きる可能性もあります。
熱間加工によってつくられた鋼材は、基本的に「黒皮」や「ミルスケール」と呼ばれる黒錆で表面が覆われています。(砥石と研削・研磨の総合情報サイトより一部を抜粋)
以前は鉄筋同志の結束になまし鉄線を使っていましたが、最近はメッキ品を使っています。
なまし鉄線と違い赤錆が出ないので、良いですよ。
価格も、それほど変わりないようです。
水曜日には、瑕疵保険の検査員による基礎配筋検査も行われました。
20分ほど掛けて、図面と現場の配筋要領に相違がないかどうかを確認して貰います。
自主検査で合格
という工務店も多いようですが、弊社では敢えて検査員に確認して貰います。
2重チェックの方が、より安心ですから・・・。
もちろん、合格しました。
そして、連休明けの今日コンクリートの打設をする予定だったんです。
残念で仕方ありません。
天気次第ではありますが、火曜日に打設を行う予定です。
天気予報によれば、明日からしばらくは曇天が続きます。
今度こそ、お願いしますよ
テルテル坊主くん。
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