気候変動から気候危機へ

今日はアセットフォーの定休日

2020.07.01付ナイスレポートの記事をご紹介したいと思います。

政府はこのたび、2020年版『環境白書』『循環型社会白書』『生物多様性白書』『エネルギー白書』を閣議決定しました。

環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の3つの白書は、環境省が環境問題の全体像を国民に分かりやすく示したもので、参加協力を促すために合冊し、第1部を総合的な施策等に関する報告、第2部を各分野の施策集とする2部構成となっています。

2020年度版では『気候変動時代における私達の役割』をテーマに、政府・自治体・企業・個人による脱炭素化型・自立分散型の社会づくりに向けた具体的な取り組み、および新型コロナウイルス感染症に対する環境行行政の対応について示しています。

第1部のうち、第1章『気候変動問題をはじめとした地球環境の危機』では、人間活動の増大による地球環境への大きな負荷が、気候変動問題や海洋プラスチックごみ汚染など様々な形で地域環境の危機をもたらしていると指摘しています。

特に気候変動問題は避けることができない緊喫の課題であり、今後災害等の更なる頻発化・激甚化が予測される状況において、単なる『気候変動』ではなく、人類を含む全ての生き物の生存基盤を揺るがす『気候危機』だと明記しました。

また気候変動問題をはじめとした地球環境の危機に対応するためには、経済・社会システムや日常生活の在り方を大きく変える社会改革が不可欠だとしています。

ロシア・シベリアのベルホヤンスクでは先月、気温38℃を記録しました。

この猛暑で永久凍土が融け、クラスノヤルスクの乾燥しきった森林では大規模な火災も発生しています。

北極圏では、世界のどこよりも早く温暖化が進行しているのです。

森が燃えているのはロシアだけではありません。

南米・アマゾンでも火災は始まっています。

こうした異常気象の大きな原因とされるのが、気候変動です。

このままでは今世紀中に地球の平均気温が3℃上昇してしまうという、待ったなしの状況にまで発展したこの問題は、まさしく気候危機ですよね

気候危機はもはや異常気象だけの問題ではありません。

生態系の破壊や食糧危機、水不足の危険性すら、現実に引き起こしつつあるんです。

自分に何が出来るのか

日々考える事が重要です。

でも、考えてばかりいてもダメなんです。

やれる事があれば、片っ端から手をつけていく

もう、これしかないんです。

 

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posted by Hoppy Red   

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