基礎コンクリート打設しました。

なんだかはっきりしない天気ですね。

板橋・練馬の空は、今日もグレー一色。

しかも時折、霧雨が顔を濡らします。

練馬区平和台1丁目に建つ『FPの家 H邸』

基礎コンクリートの打設を行いました。

内心ヒヤヒヤドキドキだったんですよね。

雨が降って来たらどうしよう・・・。

でも、降りませんでした。

良かった

前回の耐圧盤の時も、そうでした。

ついているようです。

雨だけは、避ける事が出来て良かったですよ。

テルテル坊主に感謝です。

 

今のところ、工事車両用の駐車場はまだ用意していません。

8月11日から利用できる予定です。

そこで現場近くのコインパークに車を停めて、現場まで歩くようにしています。

コインパーク近くの図書館の敷地を横切ると、少しだけショートカットできるんです。

こんなタイルが貼られた通路を歩くんですが、今日は焦りました。

雨で濡れているため、滑るんです。

危なく転んでしまうところでした。

こんな平滑なタイルを貼るのはマズイですよね。

危ないと思いました。

では、打設の様子をご報告します。

隣地に車が停まっているため、声を掛けて養生をさせてもらいました。

ポンプ車は既に到着していて、セッティングも終わっていました。

この時間は、霧雨が降っていたんです。

でも、待機しているうちに止んでしまいました。

生コン車が到着。

早速、ポンプ車に投入します。

雨水が入らないように、念のため養生をしました。

まずは、道路側の立ち上がりからスタート。

あれいつもは奥から始めるのに・・・。

何か理由があるのかな

オペレーターがブツブツと理由を呟いていましたが、聞こえませんでした。

でも途中まで打設したら、奥まで打設位置を変更したんです。

意味不明・・・。

今回のオペレーター、初対面の人なんですよね。

今回のメンバーは4人でした。

ポンプ車のオペレーター。

振動棒担当。

スクリュー棒担当。

鏝押さえ担当。

それぞれが、ぞれぞれの役目をきっちりと果たしています。

オペレーターが生コンを型枠の中に落とします。

そして振動棒を挿して、生コンを充填していきます。

スクリュー棒は型枠に沿って耐圧盤まで挿し込みます。

こうする事で、ジャンカを防ぐことが出来るそうです。

鏝押さえの担当は、金鏝とヘラを使って2種類の作業を進めています。

①型枠に付着したコンクリートをヘラを使ってきれいに落とします。

②天端を金鏝で平らに押さえます。

この時、目安になるのが『天端一発くん』です。

真ん中の黄色い物がソレです。

これよりも5mm程度低く抑えるようにします。

こんな感じの空でしたが、雨粒はほとんど落ちて来ませんでした。

立ち上がりコンクリートの打設、無事終了しました。

使用したコンクリートの体積は4.5㎥。

所要時間は、1時間という所でしょうか。

この後は道具を片付けたり、道路を洗ったり・・・。

オペレーターは余ったコンクリートを生コン車に戻し、ホース内の洗浄を行っています。

そして、じきにいなくなりました。

ここで、一旦現場を離れます。

お昼を食べて現場に行くと、作業員が休んでいました。

陽が出ていて、暑いんですよね。

早速作業着を脱ぎ、Tシャツ姿になりました。

午後の作業は、天端レベラーを使います。

あっ、天端という言葉もわかりにいかな

物や部材の頂部(頂点)を意味する用語です。

テッペンという言葉も同じ意味になります。

上端と言う場合もあります。

また下側の端部を意味する用語に、下端があります。

そして天端レベラーは、住宅基礎の天端を平らに仕上げるために用いる建材のひとつとなります。

これを水で練って、天端に流し込めば平滑な天端仕上げができるんです。

従来の施工は、こんな手順で行われていました。

①生コン打設後数日間乾燥させた後に、型枠を撤去します。

②基礎立ち上がりの両側に、10mm程度高くなるように定木を貼ります。

③貼り付けた定木と平らになるようにモルタルを塗り付け、平らに均します。

④乾いたら、定木を取り外して完成です。

手間も掛かるし、時間も必要です。

でもレベラーを使えば、生コン打設後数時間で施工が可能です。

その分、コストも軽減する事が出来ます。

既調合品なので品質が安定しています。

圧縮・曲げ・接着強度が高く、耐衝撃性・耐摩耗性に優れています。

セメント系のため、耐水性に優れ、鉄部の防食性もあります。

すっかり、当たり前になってしまいました。

以前の施工方法なんて、最近はすっかり見ません。

既に天端の浮き水は引いていました。

これで、レベラーを流すことが出来ます。

逆に乾き過ぎると、水で濡らさなければなりません。

以下、天端レベラーの作業手順を、簡単に書いてみたいと思います。

前の現場の余りが少しあるとの事。

これを大きなバケツに開けました。

こんな感じです。

これに清水を注ぎます。

25㎏の袋当たり6.5リットルの清水が必要らしいですよ。

でも、余った分の重量は分かりません。

適当に水を注ぎ

攪拌し、粘度を見ながら調整しました。

いい感じになったので、新しいレベラーを加えます。

そして清水を加え、さらに攪拌します。

いい感じになったところで、小さいバケツに移し替えます。

これを柄杓で取り、ゆっくりと少しづつ天端にかけていきます。

天端レベル一発くんが目安です。

これに合わせるようにすれば、基礎の天端は平らに仕上がる訳です。

本当に簡単です。

これにて、本日の作業終了です。

養生期間に入ります。

お盆前に型枠を撤去し、外部給排水工事を行います。

上棟は8月20日の予定です。

 

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