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現場見学会用に二酸化炭素濃度計を購入しました。
コロナ対策のひとつです。
二酸化炭素濃度1000ppm以下は、清浄な空気を保つためのバロメーターになっています。
その目安は、30㎥/人の換気風量です。
4人で暮らせば120㎥/h、5人で暮らせば150㎥/hの換気量が必要となります。
機械換気でも良いし、自然換気でも構いません。
一方、ホルムアルデヒド対策として定められた換気回数は0.5回/hです。
見学会の会場である『FPの家 K邸』の場合は、延床面積104.67㎡。
建物体積(気積)は251.18㎥ですから、必要換気量は125.59㎥/hとなります。
どちらか大きい方の値を採用する事が義務付けられているんです。
もし見学会に5人家族がご参加したら・・・。
案内に2名、ご家族が5人で合計7人が1時間程度、会場にいる事になります。
この時の必要換気量は210㎥/hです。
換気システムのボリュームを『3.5』に上げれば、風量は221.73㎥/hになるので問題ありません。
でも、この時の換気回数は0.88回/hになります。
せっかく涼しくした空気を多めに捨てなければなりません。
もったいないでしょ?
しかも厚労省は、コロナ対策として『換気回数2.0回/h』を推奨しています。
そのために必要な換気量は502.36㎥です。
残念ながら換気システムだけで、これだけの換気量を確保する事は出来ません。
必要に応じて、窓明け換気もしくはレンジフードを稼働する必要があります。
いずれにしても、ずーっと換気回数2.0回/hを維持していれば快適空間を維持する事は出来ません。
そこで必要になるのが『二酸化炭素濃度計』なんです。
これがあれば、リアルタイムに二酸化炭素濃度を知ることが出来ます。
1000ppmを超えそうになったら、換気量を増やせば言い訳です。
これなら、ご来場戴いた皆様にもわかりやすいでしょ?
現在の二酸化炭素濃度を表示してくれます。
経時変化を確認することも可能です。
ちょっとわかりにくいですね。
こんな感じに折れ線グラフで確認する事が可能です。
1000ppmに達するとアラームが鳴るように設定しましたから、大勢が集まった際には発報するかもしれません。
コロナ対策として、ひと家族づつのご案内とさせていただきます。
次亜塩素酸水スプレー&アルコールジェル&非接触型の体温計をご用意しました。
念のため体温をご確認戴き、37.4℃以上ある方はご遠慮戴きます。
適宜アルコールジェルで手指を消毒してください。
次亜塩素酸水スプレーでドアノブ等は洗浄しておきます。
完全予約制のため、既に満員御礼状態になってしまいました。
土曜日のご案内も可能です。
ご参加を希望される方は、早めにご連絡ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分