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暑さが戻って来たようですね。
13時の時点で、気温34.3℃/湿度62%。
時折雨粒が落ちてくるせいか、湿度が高い気がします。
気温以上に暑く感じます。
練馬区平和台1丁目に建つ『FPの家 H邸』
ようやくFPパネルの施工が終わりそうです。
実は近隣より苦情を戴いてしまいました。
パネルを叩き入れる音が煩いという通報が入り、いきなり警察官が来られたんです。
仕方ありません。
事前に挨拶していても、煩いものは煩いですよね・・・。
なるべく音が出ないように、少しづつ叩くようにしました。
その為、いつもより時間が掛かっているんです。
1階の様子です。
床合板も、無事張り終わりました。
床合板と壁パネルの取合い部や、壁パネル同志の取合い部にはアルミテープによる気密処理も行われています。
壁パネルと梁の取合い部も同様です。
柱と床合板の隙間には、ウレタンを充填しました。
この後、平らに切削しアルミテープで気密処理を行います。
筋交の取付も、進行中。
後は、壁パネルの外側に面材耐力壁を張るだけです。
全回から採用している『せっこう系パネル』を引き続き利用します。
でも、少しだけ変わりました。
その名も『タイガーEXハイパー』。
ちなみに従来は、タイガーEXボードと言いました。
①優れた耐震性
➁優れた耐火性
③優れた透湿性
④高い寸法安定性
そして
⑤高い防水性&防カビ性
が『売り』の面材耐力壁です。
それが、新しく生まれ変わったんだそうです。
何が変わったと思いますか?
変更した点を挙げてみます。
①耐震性がアップしました。壁倍率2.3倍→2.7倍にアップ!
➁耐火性は変わりません。
③透湿性も、少しだけ良くなりました。(透湿抵抗が0.66→0.65×1000㎡・S・Pa/ng)
これって、木質系の約12倍、セメント系の約6倍、無機系の約1.7倍になるそうです。
④寸法安定性は、少し悪くなったようです。(吸水による巾1m当たりの寸法変化量が0.48→0.60mm)
⑤全吸水率は、どちらも5%以下のまま。(防水ボードは10%以下)
防カビ剤を添加する事で、防カビ性を高めているのも同じです。
そして一番うれしい変更点がコレになります。
⑥軽くなりました。
従来のEXボードの重量は、910×3030×9.2のサイズで26.2kg/枚でした。
これが、21.0kg/枚に変わりました。
今回使った枚数は80枚ですから、合計416kgも軽くなります。
運ぶだけではありません。
持ち上げ、固定する手間を考えれば、かなりの省力化になります。
おまけに、壁倍率が大きくなりました。
より耐震強度を高めやすくなります。
⑦防腐・防蟻処理不要という点は、変わりません。
うれしいマイナーチェンジですよね。
今後は、コチラが弊社の標準になります。
従来の木質系耐力面材に比べて、火に強い点もうれしい限りです。
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