blog
9月も半ばを過ぎると、だいぶ過ごしやすくなりますね。
練馬・板橋の午後3時現在の気温/湿度は29.6℃/68%でした。
雨が降りそうで、降らないんですよね。
お陰で、なんとか外周りの作業が進んでいます。
練馬区平和台1丁目に建つ『FPの家 H邸』
朝から、透湿防水シートを張っています。
窓周りに貼られた防水テープを撮ってみました。
弊社では両面タイプのブチルテープを使っています。
まず最初に、窓下端に取り付けられた水切シートの上にテープを貼ります。
そして両端に重なるように左右のテープを貼り、最後に窓上端にテープを貼って完了です。
透湿防水シートは、毎度お馴染みの『タイベック・シルバー』。
遮熱タイプの透湿防水シートになります。
シートを張る職人さんは、いつも大体同じです。
だから、一度説明した事はキチンとやってくれるので助かります。
例えばタッカーの留め付けですが、写真のように斜めに留め付けてくれています。
たかがタッカーの留め付け方と侮る事なかれ!
意外と、違いが大きいんです。
シートの留め付けは、一般的には『縦』と『横』となります。
大抵の現場は、横に留め付けている事が多いと思います。
ここで、ちょっとだけ話が横道に逸れる事をお許しください。
昔、外壁下地に使っていたアスファルトフェルト(黒い紙)と比べて、透湿防水シートには様々なメリットがあります。
でもデメリットだってあるんです。
そのひとつが釘穴シール性が低い事が挙げられます。
例えばシートにタッカーを留め付けた際に、タッカー針の周りから侵入する水の量を比べると、アスファルトフェルトの方がシートよりも少ないんです。
だから、タッカーの穴回りに水滴が滞留する事は極力避けた方が良い訳です。
ちょっとイメージして下さい。
横に留め付けたタッカーの上って、水滴が溜まりそうでしょ?
溜まった水は、タッカーの周りからシート内部に侵入しますよね?
だから、横に留め付けるのはNGなんです。
水の滞留が少ない留め付け方と言えば、縦だと思います。
だって、一番水を受ける長さが短いでしょ?
でも縦に留め付けると、シートを引っ張った際に割ける事があるそうです。
シートに力が加わり、穴が拡がれば、益々水は侵入しやすくなります。
よって、縦もNGとなります。
縦も横もNGであれば、残るのは斜めだけでしょ?
以前に職人さんに、この話をしました。
だから、ちゃんと守ってくれています。
ありがたい話です。
あと少しで、作業は終わります。
これで、ひとまず雨養生は要りません。
ホッとします・・・。
弊社では、シャッターと樹脂サッシが一体となったサッシを採用しています。
大工がサッシを取付ければ、シャッター業者がスラットとフロントカバーを取付けに来ます。
以前は、樹脂サッシの外側に単体シャッターを取付けていました。
一体になって、随分と作業性が上がったんです。
当然、価格も安くなりました。
こうした仕様改訂はどんどん行って欲しいと思います。
ユニットバスと玄関土間の断熱施工も終わりました。
断熱パネル内側の配線胴縁や、壁下地の補強も現在進行中。
終末には、電気屋が入って来て配線工事を行う予定です。
断熱パネルが見えるのも、あと少し。
なんだか名残おしいんですよね・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分